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雷蔵×男主 裏

短い・ヤッてるだけ・あまり雷蔵らしくない。



おけ?










一体全体、どういうことだ?
今どんな状況なんだ?どうしてこうなった?
理解が追い付かない。状況の変化に頭が対応してくれない。


目の前に不破の顔とその向こうに天井が見えていた。





溶け混ざり合いたい





戸惑いの隠し切れていない顔。驚愕や嫌悪、と言うよりはただ単に驚きと疑問。
まだこの状況を理解しきれていないらしい。
それはこちらにとっては好都合だ。そのまま頭の働かない状態でいてもらった方が何かと動きやすい。

抵抗されては面倒だしね。

素早く伊織先輩の両腕を取って一纏めにして頭の上で拘束する。
上から体重をかければ片手だけで簡単に先輩の両腕を拘束することは可能だ。
たとえどれだけ実技の成績がよかろうと、こう言ったときにどうすればいいかと言う事はこちらも十分理解しているのだから。応用は得意なんですよ、僕。

だけど、さすがに先輩も少しずつだが今の状況を理解してきている。
自分が拘束されているのがなんとなく理解できたのだろう。先ほどよりも疑問の表情が濃い。
それよりも先手を打たねばならないとばかりに、伊織先輩の腰ひもを解いて拘束している先輩の両手首に巻きつけた。縄抜けが出来ぬ程に強く。

「っ?!」
「まだ、理解が追い付かないですか?」
「何?」

クスと笑うと怪訝な顔をされる。まだ余裕があるのだろう。どんな状況になっても対応できると思っているのだろう。
それは過信ですよ、先輩。

伊織先輩の耳に顔を近づけて、耳元でそっと囁く。

「もう逃がさない」










「ぁっ!・・・・ん、ぅあ!あっあ!ひぅっ・・!」
「っ」

ぐちゅっと湿った音が部屋に響く。先ほどからこの湿った音と伊織の艶めかしい啼き声しか聞いていないから、耳にこびりついて離れなくなりそうだ。
手の拘束は解かれ、生まれたままの姿を晒して、何ともいい難い表情をしている伊織は、熱っぽいその瞳を僕に向けたまま辛そうに眉を寄せている。
口から洩れる声は艶めき、熱っぽく快感に濡れている。
それでもまだ理性が残っているのか、僅かばかりのそれを必死に掻き集め、少しでも声を抑えようとしているが、それが僕をさらに煽っているとは考えもつかないのだろう。

今の伊織は厭らしかった。

四肢を投げ出し、僕の思うままにその身体を跳ねさせ、嬌声を上げる。
伊織のものは張り詰めていて先からは先走りの汁が後から後から溢れだしている。
そして、その奥の秘めた蕾は口を大きく開けて僕のものを呑み込んでいる。
きゅうと適度に締め付けてくるそこは、僕のものを放さないとばかりに絡みつき湿った音を立てている。
先ほど出した僕の精液が、こぷっと音を立てて流れ落ちてくる。

ああ、気持ちがいい。

「伊織、気持ちいい?」
「うぁ!ああ!んっ・・ひっぁああ!!・・・やっめ、も・・ぁあ!」
「伊織、気持ちがいいの?それともやめる?」
「やっ!ぁっぁっ・・・・あ、気持ち、い・・・んぁ!」
「僕も気持ちいいよ」

腰を打ちつけながらわざとらしく伊織に質問する。快感に追われる伊織は僕の質問を頭が理解しないのか、声から洩れる音は全部艶めいたものばかり。
やめる?と言ったときに腰の動きを止めると、止めるなとばかりに中がきゅうっと締まった。
熱で溶けた瞳で僕を見て、快感もそのままに気持ちがいいと僕に教えてくれる伊織。
ご褒美とばかりに、先ほどよりも強く腰を打ちつけた。
先端に伊織の奥が当たって気持ちがいい。ぐちゅぐちゅと音が響く。

「あ!あ!らいぞ、ぉ・・・もう、お願い・・・イキたっ」
「まだだーめっ」
「ぅああ!は、ん!っん!・・・ああ!!」

何度伊織の中をこすっても穿っても、満足しない。
このままずっと続けていたい、止めたくない、止まらない。
ああ、このまま溶けてドロドロになって二人混ざり合えてしまえたならどれだけ嬉しいだろう。
伊織、伊織。名を呼びながら伊織の唇に噛み付いて、舌を乱暴に絡めた。
くちゅくちゅと口から音がするし、下の方からはさらに大きなぐちゅずちゅという音がする。
ああ、混ざり合っている。
溶けはしないけれど、それでも二人が混ざっている音がする。

そう思うと、少しだけ満足するんだ。
だけどね、伊織。 
きっとこんな満足感なんてすぐになくなってしまうんだ。

だからまた補充させてね。
今度はもっとすごいことしてあげるから。

伊織の耳元で囁いて、二回目の絶頂へと伊織を導いた。
熱を伊織の奥に吐き出し、ああ伊織が女であったならこれで僕の元に永遠に縛り付けることも可能だろうに、と僕はそう考えるのだった。







最初三郎で書いてたのに、口調的に急遽雷蔵に変更^^
最初の裏が雷蔵とかwww
 

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