君はよく僕に「好き」だと言うけれど、僕はそれがどの「好き」なのか、とてもとても迷ってるんだ。
親愛なのか、友愛なのか、はたまた恋愛なのか。
君が僕に告げる「好き」には、どんな意味があるのだろう。

とか考えて考えて迷って考えて結局眠れなくなって三郎に相談してしまう雷蔵。



豆腐好き好き大好き愛してる！でもあの子はもっと愛してる！！
純粋であの子のためならなんでも出来ちゃう！それこそ大好きな豆腐を諦めたっていいさ！
大豆アレルギーだとは知らないけれど、でも他の男になんてやれるわけないじゃないか！

大豆アレルギー持ちな彼女を大好きな豆腐よりも愛しちゃった純情な兵助。



真面目も真面目な糞真面目。そんな人が俺のクラスの学級委員長。
卒なく何でもこなす彼女は見ていて楽しくないし、同じ学級委員長なんだからもっと仲良くなってもいいんじゃね？
これは、俺の悪戯で緊張をほぐして仲良くなるしかないでしょう！

意気込んだはいいけれど、やり過ぎちゃって泣かしちゃって嫌われちゃうって言うか苦手意識もたれちゃった、ちょっと可哀想な三郎。



ご飯何それ睡眠より大事なの？学校に何しに来てるかって？そんなの寝に来てるに決まっているじゃないですか。
授業時間は眠れないという変な真面目さを発揮しながら、休み時間と昼休みを有効活用して寝まくる隣の席の女の子。
進級して同じクラスになってから、彼女がご飯食べるの見たことねーよ！これ大変危険な状態なんじゃね！？

面倒見がよすぎる性格が災いして、どうにも気になって気になって仕様がなくなるオカンな八左エ門。



高校に入ってからずっと仲良かった女の子が彼女な勘右衛門。凄く仲良し喧嘩もあんまりいたしません。
友達だった時と彼氏彼女になってからどう違うの？ってくらい友達恋人な自分たち。
だからこそ喧嘩もなくてお互い干渉しすぎずにいい距離感を測っているんだけれど。

だからと言って俺以外の男と仲良くして挙句の果てには肩を抱かれるだなんてそんなの許せるわけないじゃん！とか思うけどやっぱり表には出せない嫉妬まみれの勘右衛門。